渋柿まみれの日々

渋柿博士(学生)の日常を綴っていきます。10%は嘘です。30%は嘘です。50%は嘘です。90%は嘘です。

【ゲーム】オリガミキング前夜

やあどうも。渋柿博士だ。

 

明日オリガミキングが発売されるということで、大のマリオファン並びにペーパーマリオファンの私は楽しみでしょうがない。誠に勝手ながら、私がオリガミキングに期待すること等を過去のゲームを振り替えつつ語っていきたい。

 

ペーパーマリオ オリガミキング -Switch

ペーパーマリオ オリガミキング -Switch

  • 発売日: 2020/07/17
  • メディア: Video Game
 

これこれ!楽しみ! 

なお、小生は「ペーパーマリオRPG」、「ペーパーマリオ スーパーシール」の2作についてはプレイしておらず、「マリオストーリー」、「スーパーペーパーマリオ」、「ペーパーマリオ カラースプラッシュ」の3作のみの観点から語らせてもらう。(スーパーマリオRPGはプレイ済み)

 

重厚なストーリー

正直ペーパーマリオシリーズと言えばこれだと思っていた。ペーパーマリオRPGは未プレイだがそのストーリーはどこでも賞賛の嵐であり、スーパーペーパーマリオはマリオらしからぬ非常にシリアスな内容で構成されていた。マリオストーリーはある種シンプルないつものマリオといったストーリーではあったが、マリオ視点、ピーチ視点を上手に混在させており、新たな一面からのマリオを開拓することが出来た。ただし、スーパーシールからそれは一変した。シームレスなストーリではなく、マリオ3のようなステージクリア型のものに姿を変え、出来るだけオリキャラを出さないというコンセプトのもと話は展開されていった。それはスーパーマリオブラザーズのような単純明快、何のひねりもないものに変化したのだ。スーパーシールは未プレイであるため、カラースプラッシュを例に話を進めさせてもらうが、ストーリーが酷いものだと述べている訳ではない。ペーパーマリオに対して、私が求めているものと違うという点が問題なのだ。スーパーシール、カラースプラッシュから始めたプレイヤーにとってはただの良ゲーに他ならない。(スーパーシールについてはコメントを控え。)どうかオリガミキングではスーパーペーパーマリオのような、これは賛否両論あるかもしれないが、シリアスかつ今までのマリオのように笑えるそんなストーリーであって欲しい。私は、恐らくだが、そこに一番重きを置いている。

 

戦闘システムの改善

改善という言葉を使うのは語弊があるかもしれない。ただ、カラースプラッシュの戦闘システムは、少なくとも私にとっては奨励されるべきではないものと捉えている。マリオストーリーのようなアクションRPGと呼ばれるものや、スーパーペーパーマリオのようなアクションアドベンチャーと呼ばれるもの、これらは総じて物語の進行に悪影響を及ぼすことはなく、むしろ戦闘を楽しいものに昇華させ、ゲームとしてのクオリティを上げていた。しかし、カラースプラッシュでは、WiiUゲームパッドを無理やり使わせるようなシステム、手に入れたカードを消費しなければならない、攻撃が数値で表されず分かりにくい、といった懸念点が見受けられた。また、レベル上げが存在しないため(ペンキ容量が増えるという利点はある)、わざわざカードを消費するザコとの戦闘に果たして意味はあるのかと疑問視し、マリオがザコキャラから逃げ惑うという滑稽な映像が映し出されることになる。今回のPV等を見ると、パズルゲームのような戦闘が繰り広げられており、今までのシリーズとは完全に打って変わったことが確認できる。これが吉と出るか凶と出るか定かではないが、期待には値するだろう。

 

仲間システムの復活

ペーパーマリオと言えば仲間システムだろう、と大見得切って言うことはできない。なぜならマリオストーリーしかプレイしていないため、(スーパーペーパーマリオRPGではなかった)仲間システムを熟知しているとは言い難いからである。ただマリオストーリーの仲間システムに感銘を受けた事は記憶に新しい。仲間システムがあるゲームが良いゲームだ!というのではなく、今までのシリーズの伝統を鑑みるに、仲間システムの復活が従来からのファンをどれだけ喜ばせるかは想像に難くない。勿論私もこの一人である。

 

 魅力あるキャラクター

ストーリーの話に被っているところがあるが、これは外せない要素であろう。全てのゲームに言えることだから、今更書くまでもないが、これがあるのとないのでゲームを楽しめるかどうかが大きく異なることに留意して頂きたい。スーパーペーパーマリオを例に話をさせてもらうが、あのゲームには「アンナ」と呼ばれるキャラクターが存在した。

スーパーペーパーマリオ - Wii

スーパーペーパーマリオ - Wii

  • 発売日: 2007/04/19
  • メディア: Video Game
 

マリオの右上に存在する蝶のようなキャラクターである。 

このキャラクターには、全ての青少年が虜になってしまうであろう要素がふんだんに詰め込まれていた。出会った当初は冷たく、ピュアハートを取り戻すことだけを目的とした機械のような存在だった。しかし、誘拐犯からマリオ一行が救出してからは心を開き、ツンデレのようなセリフをここぞとばかりに放出していく、ある種ヒロインの鏡のような存在だった。ポインターを使えばいつでも話すことが出来たので、本当の意味で一緒に冒険しているような感覚を得ることが出来た。そういった意味では、カラースプラッシュの「ペンキ―」も同様の存在であったことも明記しておく。また、ノワール伯爵といった敵キャラ、デアールのようなサブキャラも魅力的だと、よりゲームを楽しめるのではないか。

 

まとめ

と、ここまで色々と要望を書き連ねてはみたものの、結局のところ楽しければ良いのである。ただペーパーマリオとして楽しむには上記の要素が必要不可欠なのではないかと思うのもまた事実である。私のシリーズデビューはスーパーペーパーマリオであり、人生プレイした中で最も面白いものに入るのではないかという感銘を受けた。恐らくシリーズファンもみんな喜んでいるのだろうと思っていた。ただ、RPG要素が無い面にショックを受けるプレイヤーも多くおり、素直に喜べない方も見受けられた。私としては、ペーパーマリオが変わっていくことに嫌悪感を覚えるわけでない。(勿論昔のシステムの正統進化を見たいという気持ちは非常に大きい。)ターゲットが子供である以上、従来のようなストーリーは楽しめないのかもしれない。ただ、例え子供むけであっても、我々大人に響くストーリーをインテリジェントシステムズそして任天堂なら作り上げることが出来ると信じている。だからこそ、私はこうして「オリガミキングに期待していること」などという記事を、発売が明日に迫った今でもがむしゃらに書いてしまうのだ。